見た目もカラダも若く!老化物質AGEsを抑えてアンチエイジング

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糖化によって作られるAGEsは、見た目やカラダの中の老化を促進します。肌のシミシワたるみ、認知症やがんなど怖い病気の原因になることがわかっています。

いくらスキンケアを頑張っていても、老化原因物質のAGEsを溜める食生活でどんどん老化しているかも。老けない食べ物、食べ方のコツなど体をコゲさせない食事術をご紹介します。

糖化ってなに?

糖化とは、身体の中でタンパク質と余分な糖が結びつき、老化物質を生成する反応のことです。

この老化物質は AGEs(終末糖化産物)と呼ばれます。※AGEsやAGEと表記されます

糖化とは

過剰に糖質を摂取すると、体内のタンパク質に糖が結びつき、体温で熱せられて『糖化』が起きます。血糖値が高い状態が続くとAGEsに変化して元に戻れなくなります。

このAGEs食事や飲み物にも含まれています

糖化の影響

糖化によって作られるAGEsは分解されにくく、老化を促します。肌や髪のハリがなくなったり、シミ・シワができたり、糖尿病やがん、動脈硬化、骨粗しょう症、認知症など様々な病気を引き起こすと言われています。

老けない食生活

食事からの摂取では、消化の段階で分解されますが、約7%が体外に排泄されず蓄積されます。AGEsを溜めないように食事に気を付けることが大切です。

注意したい食べ物・飲み物

糖化によって体内で発生するAGEsは、飲食物にも含まれています。たんぱく質と糖が高温加熱で調理され、こんがりと焼き色のついた食品には要注意なのです。

きつね色になった部分は糖化反応をおこし、AGEsが発生しています。

AGEs 食品

AGEsが多い食べ物とんかつ、唐揚げ、カリカリベーコン、よく焼いたステーキ、焼き鳥、照り焼き、クッキー、フライドポテト、ポテトチップスなど

これらはAGEが特に多いため、できるだけ避けたいものです。

果糖を使った清涼飲料水やお菓子、缶詰も摂り過ぎに気をつけましょう。果糖は、ブドウ糖の10倍の速さでAGEs化します。

注意したい調理法

高温で長時間加熱するほどAGEsが増えます。

AGEsが増える調理方法は、「生 ⇒ 茹でる・蒸す ⇒ 煮る ⇒ 炒める ⇒ 焼く ⇒ 揚げる」の順番です。つまり、同じ食材でも生が一番少なく、調理用法が最も高温になる揚げ物にはAGEsが最も増えます。

電子レンジによる加熱は、焦げ目はつかなくても高温になるのでAGEsが増えてしまいます。

一緒に食べるとよいもの

AGEsが多い食品はできれば避けたいですが、糖化を防ぐ食品や飲み物もあります。

AGEsを減らす食品

抗糖化効果がある緑茶、紅茶、コーヒー(挽きたてドリップ)、ハーブティ、ブロッコリー、トマト、キノコ類、海藻類、オクラ・納豆などのネバネバ食品、シナモン、クミン、黒コショウなどのハーブ類、 など

レモンやお酢、梅干しなどのクエン酸を含む食品にはAGEsを減らす効果があるので、揚げたり焼いたりする前に一緒に漬け込んでおいたり、食べる前にかけても良いです。

AGEsを減らすには

📌AGEsの少ない食品(調理法)を選ぶ
📌抗糖化効果のある食品を摂る
📌血糖値が高い状態が続かないようにする
‥お菓子等甘いものは、間食ではなく食後に
📌血糖値を急上昇させない
‥早食いやGI値が高い食品はNG
📌食後に動く・適度な運動をする

まとめ

AGEsを含む食品には美味しいものもたくさんあります。全部をやめるのはとても難しいですが、減らす意識をすることはとても大切ですね。

糖化が進むと同時に酸化も進むのだとか。美容や健康の為に普段の食生活に気をつけて、体の中もお肌も若がえりを目指したいですね😊

 

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